広大な原生林の中に佇む鹿島神宮の創建は、今から2600年以上前と伝えられています。御際神は武甕槌大神（たけみかづちのおおかみ）。国譲りを成功させた武神で、武芸の神様としても有名です。徳川家康を始め多くの武将からも篤く信仰されました。楼門や本殿など国の重要文化財に指定されている建物も多く見ごたえがあります。また地震を起こす大ナマズの頭を押さえていると言われる「要石」も有名です。とても広い境内を散策しながら、たくさんのパワーを吸収できる場所です。（現在本殿は改修工事中となります）

御際神は経津主大神（ふつぬしのおおかみ）で、武甕槌大神とともに国譲りを成功に導いた神様です。全国に約400社ある香取神社の総本社で、中世以降は下総国（千葉県北部）一之宮です。楼門や本殿は国の重要文化財となっています。香取神宮には、地震を起こす大ナマズの尾を押さえていると言われている要石があります。鹿島神宮と香取神宮は、当時の蝦夷（北日本）に対する大和朝廷の前線基地としても大変重要な場所でした。

岐神（くなどのかみ）を主神とし、相殿に天鳥船神（あめのとりふねのかみ）、住吉三神を祀っています。天鳥船神は鹿島大神（武甕槌神）の先導をつとめらた神様です。一の鳥居の脇になる「忍潮井（おしおい）」が有名で、江戸時代には有名な観光名所となり、松尾芭蕉や十返舎一九も訪れています。