ローヌ川沿いに古びた断崖のような城壁が見えてくると、そこはもうアヴィニョン。アヴィニョンの橋で踊ろよ踊ろよ・・・歌で有名なサン・ベネゼ橋を超えて、大きな角を曲がるとメインストリートに通じる城門はすぐそこだ。この町に着くと、何故かいつも、ふるさとへ帰ってきたような、とても懐かしい想いに駆られてしまう。
14世紀、ローマ法王庁がやってきたことから大きな発展を遂げることとなったアヴィニョン。今でも法王庁の威厳のある建物が、当時の栄華を物語っている。城壁を含め、町の至る所に当時の面影を残しながら、それらが人々の暮らしに溶け込んで、何とも言えない落着いた雰囲気を醸し出している。
食も豊かで、数日間の滞在では周りきれないくらい、魅力的なレストランが点在している。そしてマルシェにはいつも溢れんばかりの食材が並べられ、料理への想像力をかきたてる。ワインも、大醸造地コート・デュ・ローヌの中心地だけあって、リーズナブルな美味しいワインで毎日飲みすぎ状態だ。
毎年7月に行われる「演劇祭」は世界中からプロ・アマを含め多くのアーティストや観客が押し寄せ、町中がお祭り騒ぎになる一大イベント。アヴィニョンの町中で繰り広げられるストリートパフォーマンスやレベルの高い演劇で、観客たちを魅了する。クリスマスの時期にはたくさんのクリスマスマーケットが立ち並び、美しいイルミネーションとともに町は華やかに彩られる。
シャンブルドットでは、いつものようにマダムが最高の笑顔で出迎えてくれ、まるで自分のいなかに帰ってきたかのよう。遠い異国の地のはずなのに、何故かとてもリラックスしている自分に気付く・・・夕日に映える法王庁の美しい景観を眺めながら、ふるさとのような懐かしさがまた心に刻まれていく。
旅のご相談窓口
BGM by Yuki/La Fontaine du Piano
旅するような人生を トラベラーズ・カフェ
千葉県知事登録旅行業第3-588号
全国旅行業協会会員/千葉県旅行業協会会員
〒271-0068 千葉県松戸市古ヶ崎116-5
TEL:047-394-8737 FAX:047-394-8738 Eメール
営業時間:月~金 9:30~18:30(定休日:土日祝)
総合旅行業務取扱管理者:四ッ谷 和好
copyright © 2017 Traveler's Cafe all rights reserved.